オーガニックシャンプーの成分表示について理解する
オーガニック株式会社の社長からこんなお手紙いただいてまして
「ヘアケア商品」の良し悪しを、理美容師側が「成分表示」で判断するのは大問題
A3の紙にびっちり書いてあって、この社長のこの商品への思いと世間の声の不満へのジレンマを感じました。
通常、仕事がら成分表示は見ます。ただ、しっかり調べているかというとそうでもなく、自分が使ってるので、良さはよくわかってるつもりですが、科学的根拠は無く感想と使いやすさをお客様にお伝えしていました。
で、その手紙をちょっと抜粋
シャンプーやリンスにスタイリング剤などを選ぶとき、多くの人々は「成分表示」を重視されているようですが、アレルギー体質の方には重要な情報になりますが、そうではない方々までが成分表示を重要なポイントにされることの良否を申しますと、問題にならないくらい問題が多いと思うのであります。
なぜなら、「成分」を重視する人々が多ければ多いほど、抜け目のない悪徳メーカーはそれを逆手にとって、涼しい顔で「好まれる成分表示」に変え、〇〇成分配合と声高にPRし、問題のある成分は表示しないことくらいは朝飯まであり、多くのメーカーも売上と利益を上げるためなら手段を選ばず、という企業も多く、成分表示を操作するだけで売り上げが上がるのなら、企業の経営姿勢をゆがめてしまいかねないからであります。そんな状況下、お客様の髪の健康と美容にたずさわる理美容師側が、一般的なお客様と同レベルの目線と情報で、業務用商品や店販品を選び、施術し店販品を勧めることは、結果的に大切なお客様でミスリードして実害を及ぼすことになりかねませんので、老婆心ながら以下、謹んでご注進させていただく次第であります。
オーガニック(株) 大賀高志
とあって内容はとっても理美容師側から見てとっても面白い。
確かに、成分表示については、通販を運営している私は見ます。他社との比較もします。
あぁ、この成分入ってると石油系か、これだと植物系かと判断してました。
成分表示は成分の多い順
通常、成分表示は成分の多い順に表示されてると聞いてます。そしてなんだかよくわからないカタカナの成分そして似た成分がドドドドと小さい文字で書いてあって、普通の人は見ないでしょう。
アレルギー体質の方や気になる人は見るでしょうけど、実際どこまでわかっているのか、ネット情報がすべてに近いでしょうね。
実際、私もそうでした。
オーガニック商品は、ホントに良い成分だけ入ってて、ただ、カモフラージュのため他社に盗まれないために影響ないくらいで成分入れてるというのをここの会社からは聞いてます。
ただ、その成分表示を悪用してる業者があるというのは、知りませんでした。
ひどい話です。良い成分入れて悪い成分入れてませんとウソの情報を載せればその商品は売れてるというも知りませんでした。ホントに入れてないのか、ホントに良い成分だけなのかというのも調べる機関も無いというのがひどい話です。
情報操作の悪用ですね。
そのA3びっちりの紙には、いっぱい書いてあって見出しのところだけご紹介。
- 成分表示は、企業側が勝手に表示でき、それを役所で確認されることもなく、どこまで信用できるか疑問
- 例え、正直に成分表示がされていたとしても、「成分表示」で、その商品の良し悪しを結論づけるのは無理がある。それは机上の空論・世情にうとい・物事の捉え方が浅い・・・などのそしりを受け、信用を無くす。
- 「××が入っているからダメ」「〇〇が入っているから良い」という選び方は、悪徳メーカーを利する
- すごい成分でも、効果が十分でる量が入っているか、たいていの成分はピンからキリまであり、ピンとキリでは効能に差があるし、他の成分との相性や配合の比率によっても効能は変わるから成分重視の判断は、やばい。
- 理美容師の多くが「成分表示」や「メーカーの唱えるメカニズムや能書を信じた商品選びをする」とどういうことになるかよくお考えいただきたい
あらためて勉強になるオーガニック商品です。
当サイトの商品は、他社のもありますが、メインはオーガニック株式会社の商品です。
この会社の想いに共感し、そこの会社に勉強にも行き、使わさせてもらってる状況です。
特別に、このインターネット通販も許可ももらってるので、ありがたいことです。この商品をぜひ皆さんに知ってもらいたい思いで続けています。
まとめとして
成分表示もあまり信じずに、自分が使ってみてホントに良い商品だと納得していただければ幸いです。うちの商品は自信をもっておススメできる商品ばかりです。