まとまらない髪 vs 落ち着く髪:その違いと対処法
こんにちは、マキ店長です。
毎朝鏡の前で、「なんでこんなに髪がまとまらないの?」と悩むことはありませんか?また、反対に、落ち着いている髪の日は自信を持って1日をスタートできるものです。この記事では、まとまらない髪と落ち着く髪の違い、原因、そして対処法について理美容師の目から見てしっかり掘り下げていきます。

実は先日もあったんですよね。実店舗のお客様の髪がとってもパッサパサ。
ありゃまぁ、女性のお客様ですが、ご来店時にバサバサとなってましてね。
手入れあまりしてないんだろうなぁ、オイルかセットローションなど使ってもらえるといいけど。シャンプーもなかなかうちのを使ってもらえないし。
いつもオーガニックシャンプーをおススメしているのですが、なかなか購入までしてくれない。そんな安価なシャンプー止めましょう。ブラッシングしましょう。セットローションや市販でもいいのでオイルつけましょう。
あまり気になさらない方ですが、女性担当の嫁さんは根気よくお伝えしています。
通常美容院では、まとまらない髪には〇〇オイルつけましょう、トリートメントしましょう、よく聞きます。でもね、やっぱり2ヶ月か毎月1回の美容院でのヘアケアでは、うまくまとまりません。毎日の自宅でのヘアケアが大事なんですよねぇ。
では
まとまらない髪とは?
まとまらない髪とは、髪の毛が広がったり、うねったり、まとまりにくい状態を指します。以下のような要因が影響していることが多いです:
- 湿気:日本の梅雨や夏はまとまりにくく、特に髪が暴れがち。
- ダメージ:ヘアカラーや熱スタイリングのし過ぎでキューティクルが損傷。
- 乾燥:頭皮や髪が水分不足だとパサつきが悪化。
- 髪質:くせ毛や細い髪はまとまりにくい傾向があります。
落ち着く髪の条件

一方で、落ち着いた髪は以下のような特徴があります。
- キューティクルが整っている:髪の表面がなめらかで光沢がある。
- 潤いがある:適度な水分が保たれている。
- 適切なヘアケアが行き届いている:シャンプー、トリートメント、ヘアオイルなどが正しく使用されている。
これらの状態は、日常のケア次第で実現可能です。
まとまらず暴れる髪を落ち着かせる3つの方法
暴れる髪を落ち着かせるためには、次のような対策を取り入れてみましょう。
(1) 保湿重視のヘアケア
髪や頭皮が乾燥していると、髪が暴れる原因になります。潤いを与えるシャンプーやトリートメントを選びましょう。特にオーガニック成分が含まれているものは、頭皮環境を整えながら髪をケアできます。
(2) 熱ダメージを減らす
毎日アイロンやドライヤーを使う人は、使用頻度を減らすか、低温設定で使用するよう心がけましょう。また、ヒートプロテクトスプレーや保護剤を忘れずに!
(3) 正しいブラッシング
お風呂上がりや朝のブラッシングは、髪に負担をかけない方法で行うことが重要です。広がりを抑えるために、目の粗いコームや柔らかい素材のブラシを使いましょう。
オーガニックシャンプーでかなえる「落ち着く髪」
落ち着く髪を手に入れるには、頭皮環境を整えることが第一歩です。そのためには、頭皮に残留物を残さず化学物質を極力避けたオーガニックシャンプーを使用することをおすすめします。植物由来の成分が頭皮を優しく洗い上げ、髪の水分バランスを整えます。
例えば、以下の成分が含まれたシャンプーを探してみてください:
コカミド系:低刺激で植物系界面活性剤、洗浄力弱め
ホホバオイル:シャンプー成分というより、先にホホバオイルを髪につけてからシャンプーすると潤いを与え、髪をなめらかになります。
アロエベラ:頭皮の保湿と髪の補修に最適。
ティーツリーオイル:頭皮をリフレッシュさせ、健康をサポート。
まとめ
まとまらない髪と落ち着く髪の違いは、日常のヘアケア次第で大きく変わります。どんなに美容院でトリートメントしても、やっぱり毎日のヘアケアがとっても大事。保湿を意識したケア、適切なブラッシング、そして頭皮環境を整えるシャンプー選びがポイントです。今日からホントのヘアケアで、少しずつ髪を労わり、毎日「落ち着く髪」で自信を持てる日々を過ごしましょう!